ピアヘルパーの受験資格と検定試験
ピアヘルパーのpeerは「仲間」、Helperは「助ける人」で、直訳どおり仲間を心理面で助ける人のことです。
ピアヘルパーは、学生を対象とした日本教育カウンセラー協会認定資格であり、日本教育カウンセラーが実施する検定試験に合格する必要があります。
「NPO日本教育カウンセラー協会」は1996年6月に発足した、青少年の健やかな成長と国民の教育・福祉の向上に寄与することを目的に立ち上げられた組織です。
ピアヘルパーの受験資格は、加盟短大・大学・専門学校の学生であり、ピアヘルパー教育内容を含む講義・演習・特別研修コース・集中講義などを3科目6単位以上取得した人、あるいは取得見込みの人となっています。
筆記試験は、マークシート選択肢式と記述式(計90分)で、所属する加盟校にて受験します。
受験料は4,800円、合格者には合格証と資格証(IDカード・写真入)が発行されます。
ピアヘルパー認定後の、資格と今後の仕事について
ピアヘルパーの認定を受けると、カウンセリングや心理学の理論方法について学習し、教育・福祉・保育などの現場で人と係るために必要な基本的な力を身につけていることが証明されます。
そして、教育カウンセラーなど専門家に協力して、同年代の学生の相談にのる、問題が起きた場合の仲裁をする、年少者の学業や進路あるいは人間関係の相談にのる、また、不登校や傷害を持った子供をサポートするといったことを実践できます。
ピアヘルパーの資格が生きる仕事分野としては、教師、保育士、心の教室相談員、ホームヘルパーなどの職業や、家庭教師、メンタルフレンド、教育・福祉ボランティアなどの活動の場になります。
ピアヘルパーを学び資格を取ることで、自己理解や他者への理解が深まります。
そして、適切な自己開示や自己主張ができるようになり、自己を肯定できるようになります。
また周囲と協調し、必要に応じてリーダーシップを発揮できるようになります。
ピアヘルパーに合格する同時に、日本教育カウンセラー協会の一般会員になれますので、卒業後も継続して学習する機会が得られます。
ピアヘルパーの資格を取得後、ヘルピングやカウンセリングの勉強を続けて、教育・福祉・保育などの現場で実践経験を積むと、初等教育カウンセラーまたは中級・上級カウンセラーの資格を取得することができます。
大切なことは、学んだことを日常生活の中で生かしながら、人のために役立ち、自分自身もその人に学びつつ、人と助け合ってゆくことと言えましょう。